院長ブログ

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腰痛が治る人、治らない人

一年前に来院された患者さんの、「病気を治すのがお医者さんの仕事でしょ!」という一言が、今でも一瞬頭をよぎります。

整形外科疾患にしろ内科疾患にしろ、原因は自分にあります。

原因を見つめないでお医者さんに頼りすぎていると、医療難民になってしまいます。

皆さんは、風邪は風邪薬を飲めば治ると思っていませんか?

風邪薬は症状を和らげるだけで、風邪薬を飲んでも飲まなくても治る時期は一緒です。

腰痛・膝痛・肩痛等の整形外科疾患も、痛み止めの薬で治るのではありません。

症状を和らげるだけです。

事故で損傷したのでない限り、日常生活で同じ姿勢や作業を繰り返すことが原因です。自分で身体の歪みをチェックし、ストレッチや筋トレ、セルフマッサージ等で改善していくことが大事です。

また、60歳を過ぎると筋力が急速に衰えて筋肉の伸び縮みが悪くなり、もともとあった身体の歪みによって痛みがでてきます。

当院では全身の凝りをほぐし、腰痛等をおこしている筋肉のトリガーポイント(筋硬結の一種)を処理して、歪んだ関節を改善していくように施術しています。

早く治る人は、自分で治そうという気持ちが強く、自宅でも治す努力をしている人です。毎日をいきいきと生きるために、自分でも身体の歪みをチェックして身体が喜ぶことをしていきましょう。

通勤はスポーツジムでした

今年6月に40年近くの会社勤めから解放された友人が、来院する度に「本当に何もしないで良いのかなあ」とまんざらでもない表情で言います。

彼にはやりたいことがたくさんあります。

でも、まずは身体づくりを含めた自分なりの生活リズムをつくることが大切です。

サラリーマン時代は会社に行くことで生活リズムができていましたが、これからは自分でそのリズムをつくらなければなりません。

特に電車通勤が無くなることにより、自分で意識して歩かないと運動不足になってしまいます。

そう、サラリーマン時代の通勤は、会社からお金をもらってスポーツジムに行くようなものでした。

筋肉は貯金できません。

まずは手頃なウオーキングから生活リズムをつくっていくと良いでしょう。

 

身体の変化ー女は七、男は八の倍数。

以前はあまり意識していなかったのですが、ここ数年女は七、男は八の倍数の年齢に注意を払っています。

私もそうだったのですが、来院者の方々を診ていると、その年齢に身体の不調を訴える方が多いからです。

この数字は漢方の古典医学書『素問』の中に記されており、年齢と成長過程について次のように記述されています。

①永久歯が生え髪がのびる年。女は七才。男は八才。

②男子は生殖能力がそなわり、女子では月経がはじまる。女は十四才。男は十六才。

③知歯が生える。女は二十一才。男は二十四才。

④もっとも充実した身体になる。女は二十八才。男は三十二才。z

⑤顔にしわが生じ、抜け毛がはじまります。女は三十五才。男は四十才。

⑥白髪ができだす。女は四十二才。男は四十八才。

⑦女は四十九才で月経閉止。男は五十六才で身体全体が老化する。

⑧男は六十四才で歯も髪も抜けてしまう。

以上は平均的な話で、よく養生法を守れば確実に百才まで生きられるそとのこと。

身体は毎日同じように成長し、老化するのではありません。

春夏秋冬の季節の変わり目のように、大きく変化する時期があります。

それが女は七、男は八の倍数の歳なのです。

自分がそういう時期に来たと感じた時には、あまり無理をしないで自然の状態に調和した生活をするのがよいでしょう。