事例4:ひざ痛

ひざ痛の施術写真1
ひざ痛の施術写真2

中年以降、ひざ痛を感じたことのある人はかなりの数になると思います。

当院に来院される方も、軽い人から数十年整形外科に通い続けている人まで様々です。

昔教わった運動生理学の先生が、「人間は歩かなけれならない動物」と言っていましたが、足関節同様に酷使する箇所であります。それ故に治りにくい箇所でもあります。

当院では、ひざ周りのトリガーポイントを中心に固くなった筋肉・腱をほぐし、ひざ関節に少しずつ可動性をつけていきます。

そして自宅では、膝内部の関節液の循環を良くする「膝ぶら体操」をしてもらいます。

数十年整形外科に通っていた方でも、1か月半ぐらいで痛みが消失・軽減して、整形外科の治療を受けなくなります。

事例4-1:60代女性Aさん|変形性膝関節症

整形外科及び接骨院で4年ほど治療していましたが、改善されず当院に来られました。

月1回の当院での施術と自宅での「膝ぶら体操」で、半年後には痛みは無くなりました。

以前は駅から家までタクシーを利用していましたが、歩いて帰れるようになりました。

また行動範囲が広くなり、旅行等を楽しんでいます。

事例4-2:60代男性Bさん|変形性膝関節症

6年前よりひざ痛がありましたが、整形外科に通い始めたのは2年前。

関節軟骨がすり減って、ほとんどくっついていると言われ、水抜きとヒアルロン酸注射を受けていました。

「膝ぶら体操」をやってすぐに効果があり、痛い時にやると痛みが消えるとのこと。

すぐに整形外科の治療を止めて、当院での施術だけになりました。

始めの3か月は月2回の施術、その後は月1回の施術を5か月行いました。

当初はびっこをひいて来院してきましたが、家族からも「ひざが悪いの?」と言われるくらいに改善しています。

事例4-3:70代女性Cさん|変形性膝関節症、腰痛、肩こり、耳鳴り、喘息

整形外科に週2回、30年通う。ヒアルロン酸注射、湿布、ウォーターベッド治療。

当院に来院された時は、長年のその場しのぎの治療でO脚がひどく、身体を左右に揺すって歩く状態でした。その影響で腰痛も発症したのだと思われます。

月2回の施術と、自宅での「膝ぶら体操」を行ってもらいました。

腰痛、ひざ痛が1か月半で無くなり、通っていた整形外科を止めました。

現在も月2回のペースで来院され、変形した膝(O脚)の施術をしています。

夜眠れなかった耳鳴りは、気にならない程度になったとのこと。

喘息は症状が苦しい時に、胸の筋肉を緩めて症状の軽減をしています。

膝ぶら体操

膝ぶら体操の写真

右の写真のように大腿部を少し持ち上げて、下腿部をその重さでブラブラと50回~100回振ります。1日3回行います。

ひざに体重がかからないために痛みはありませんし、疲れません。 

ひざを振ることにより、膝関節内の関節液の循環が良くなり、関節軟骨を再生すると言われています。

また、数日から1か月半ぐらいで痛みが取れてきています。

運動によりひざ周りの筋肉・腱がほぐれて、血液循環が良くなるからだと思われます。

ひざ痛で来院された方には人体模型で説明するとともに、詳しい説明のコピーをお渡ししています。